以下は「Tokyo Sheepest POP」発売時に書かれた文章です。
------------------------
★HISA★
デモ段階ではピアノ中心の曲でしたが、
最終的には思いっきりウクレレの曲になりました。
牧歌的でどことなくPILOTっぽさもあり、やはりブリティッシュロックですね。
HISAの地元の横浜が歌詞のテーマになってます。
「みなとみらい」は煩いパチンコ屋も無
いおしゃれな場所。そこにポンコツ車で出かけようという曲です。
★堀尾★
HISAの書く曲は良い意味でポップ。
予定調和のように始まり気持ち良く裏切る。
この曲はその味が最もシンプルに滲む一曲だと思います。
アルバム制作の後半にさしかかる頃に着手した曲。だったと思います。
デモ時点ではピアノ中心の「マーサ・マイ・ディア」風のアレンジだったけど、
「休日」「みなとみらい」「ポンコツ車」などのなんとなく緩んだイメージから、
ウクレレを入れたバージョンをHISAに聴かせたところ
「ピアノの代わりにウクレレでも良いかも」と言う提案が。
実は自分もそうしたいと思っていたけどやや遠慮気味に
「ウクレレ入れてみたけどどう?」みたいに伺ってみたのだった(笑)
この一件以来「もっと思ったようにアレンジしちゃって大丈夫だな」と確信したのでした(笑)
そして晴れてウクレレの曲となり、
Bメロ以降のディストーションギターとのメリハリもより強くなったのでした。
ピアノで弾いていたフレーズやその他オブリガードは
鍵盤ハーモニカ(全音ピアニー)で差し替え&付け加え。
ベースはリッケンバッカー4001、
E.ギターは・・記憶がはっきりしていないけどギ
ブソン・レスポール・スペシャルかリッケンバッカー330のどちらか。
言ってしまうと、E.ギターに関してはこのアルバムでは
ほぼ前記の2本。(ほぼ、と言うか全部かも、笑)
この曲のギターはPILOTのモーリンハイツ風ですね。
緩くお気楽な曲にハードなギターで緊張感を・・と言う昔ながらの手法だけど、
それもまた良し。
そしてSHEEPの他の曲にも言える事だけど、手で演奏されたパーカッション類も大事ですね。
この曲では、タンバリン、シェーカー、トライアングル、ベル(これはサンプリングのプログラミング、ポールマッカートニー風ですね)など。
0コメント