以下は「Tokyo Sheepest POP」発売時に書かれた文章です。
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★HISA★
最初に堀尾先生からこの曲を聞かせてもらった時、
スマイリースマイルの頃のビーチボーイズに通じる何かを感じた。
多分それはコード、ハモリで遊ぶ余裕のようなものかな。
このようにキーが変幻自在に変化する曲は、
その辺のJ-POPプレーヤー達には決して作れないものだ。
★堀尾★
Tokyo Sheepest POPに収録した堀尾の曲は
作られてから10年くらいは過ぎた曲ばかり。
この曲を作ったのはいつ頃なのかはっきり覚えていないけれど、元々はもっとバンドっぽいアレンジだったのです。
ヘンテコリンなパターンのドラムと素朴なシンセサイザーが鳴っていました。
しかしここ数年の間、アコースティックなライブをやる機会が多かった時期がありその時にこの曲は頻繁にレパートリーとなりました。
そしてこの曲にはシンプルで素朴なアレンジが合うと思い、
アコギとアコピを中心にコーラスとパーカッションが印象的なアレンジに変更。そのバージョンがそのままTokyo Sheepest POPに収録されました。
アルバムに独特な手作り感を加える事が出来たと思います。
HISAにはコーラスで参加してもらいました。
彼が言うように「スマイリー・スマイル」または「ホワイト・アルバム」の
お遊び曲的なイメージもあるかも知れません。
実は、クレジットには無いですが(自分が申告忘れたのです)この曲でアコースティック・ピアノを弾いているのは5mm(現在SHEEPのライブでも)でベースを弾いている赤尾光代(ねこっぱち)です。
「ただの予言者」と言う”?”と思わせるタイトルですが、
ほんとは先の事などわかるはずが無いし、目の前の事に振り回されっぱなしなのだけど「どうにかなる!」と思い込みながら(予言しながら)毎日なんとかやっている、出来る事なら細かい事など気にしないで欲しい、と言う風な内容です。
使用した楽器は・・・
アコギ・・・テイラー314ce
E.ベース・・・ヘフナー500/1
アコースティック・ピアノ・・・近所のスタジオのアップライト(メーカーなど忘れました。。)
パーカッション類・・・ギロ、机、ボンゴ、ミニ・タンバリン、ウッドブロック、etc
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