M10「都会生活」

以下は「Tokyo Sheepest POP」発売時に書かれた文章です。

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★HISA★

これを作るのには時間が長くかかりました。6分以上ある組曲です。

中間部のピアノソロはドビュッシーのようなイメージを目指しました。

エンディングの盛り上がって来るギターソロはカッコいいですよ。

人ごみに紛れて仕事する都会のサラリーマンを歌にしてますが、

楽曲の雰囲気はどことなくフランスっぽくしてみました。

そんな風に聞こえるといいのですが。

★堀尾★

アルバムのハイライトの1つである事は間違いない曲。

HISAはよくこう言った、都会で働く人間の曲を書きます。

特にこの曲は組曲風の力作です。

この曲も例によって、デモの時点で形はほぼ出来ていました。

堀尾の仕事としては、デモ世界をより具体的に広げ、表情豊かに、グルーヴ感を増し、様々なSEなどの付け加え、いくつかの新しい楽器やコーラスパートのダビング、プリミックスでのお遊び、エンディングの変更、などなど。。

いくつかのパートに分かれた曲なので、やはりそれなりの時間がかかったけど、この曲を徐々に完成させて行くのは楽しい作業でした。

E.ギターは主にギブソン・レスポール・スペシャル 、

間奏部分ではE.BOWを使用、

ベースはフェンダー・プレシジョン・ベースを指弾きで演奏。

(このアルバムでのベースはピック弾きが多いけどこの曲と、次の「MUSIC」は2フィンガーで演奏、何故そうしたかと言うとこの曲に関して「都会」と言うキーワードから、ジョンレノンのアルバムでニューヨークのセッションマンが演奏している事を思い出し、この曲ではどこかそう言った都会的ファンキーさを、前面には出さないにしても匂わせる事は出来ないものか、と言う事で指弾きです。)

テイラーのアコギ、グロッケン(ホーナー)、タンバリン、シェーカー、カリンバ、カウベル、ボンゴ、インディアンベルなどのパーカッション、鍵盤ハーモニカ(全音ピアニー)等々。

ミックスはテッペイさん。

この曲のミックスは色々大変だったと思いますが、またまた素晴らしい出来上がりでした。

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