以下は「Tokyo Sheepest POP」発売時に書かれた文章です。
--------------------
★HISA★
これを作るのには時間が長くかかりました。6分以上ある組曲です。
中間部のピアノソロはドビュッシーのようなイメージを目指しました。
エンディングの盛り上がって来るギターソロはカッコいいですよ。
人ごみに紛れて仕事する都会のサラリーマンを歌にしてますが、
楽曲の雰囲気はどことなくフランスっぽくしてみました。
そんな風に聞こえるといいのですが。
★堀尾★
アルバムのハイライトの1つである事は間違いない曲。
HISAはよくこう言った、都会で働く人間の曲を書きます。
特にこの曲は組曲風の力作です。
この曲も例によって、デモの時点で形はほぼ出来ていました。
堀尾の仕事としては、デモ世界をより具体的に広げ、表情豊かに、グルーヴ感を増し、様々なSEなどの付け加え、いくつかの新しい楽器やコーラスパートのダビング、プリミックスでのお遊び、エンディングの変更、などなど。。
いくつかのパートに分かれた曲なので、やはりそれなりの時間がかかったけど、この曲を徐々に完成させて行くのは楽しい作業でした。
E.ギターは主にギブソン・レスポール・スペシャル 、
間奏部分ではE.BOWを使用、
ベースはフェンダー・プレシジョン・ベースを指弾きで演奏。
(このアルバムでのベースはピック弾きが多いけどこの曲と、次の「MUSIC」は2フィンガーで演奏、何故そうしたかと言うとこの曲に関して「都会」と言うキーワードから、ジョンレノンのアルバムでニューヨークのセッションマンが演奏している事を思い出し、この曲ではどこかそう言った都会的ファンキーさを、前面には出さないにしても匂わせる事は出来ないものか、と言う事で指弾きです。)
テイラーのアコギ、グロッケン(ホーナー)、タンバリン、シェーカー、カリンバ、カウベル、ボンゴ、インディアンベルなどのパーカッション、鍵盤ハーモニカ(全音ピアニー)等々。
ミックスはテッペイさん。
この曲のミックスは色々大変だったと思いますが、またまた素晴らしい出来上がりでした。
0コメント