2018.07.10 08:07M12「PARANOIA」以下は「Tokyo Sheepest POP」発売時に書かれた文章です。--------------------★HISA★この曲はBEAGLE HATのオレンジグルーヴに続くアルバム用に書いた曲。英詞も自分なりに韻を考えながら挑戦してみた。Davidに歌ってもらったが、歌詞の修正がほとんどなかったのが驚き。Davidがこの曲を歌ったのは2010年だったと思う。オレンジグルーヴ発売の後にすぐレコーディングに取りかかったのだけど、道半ばでBeagle Hatは解散。この曲もお蔵入りかと思っていたが、こうして日の目を見る事ができたのは感慨深いものがある。Davidも今回の仕上がりを大変気に入っていた。★堀尾★ピアノ、ギター、ベース、ドラム、そしてDavid...
2018.07.10 08:04M11「MUSIC」以下は「Tokyo Sheepest POP」発売時に書かれた文章です。--------------------★HISA★ポップの王道のような曲。キャッチーなメロディーに浮遊感のあるコーラスが上手く融合している。しっとりと歌い上げる感じは80年代のマッカートニーの雰囲気があるかも。余韻のある終わり方は、アルバムのラストを飾るのに相応しいと最初から決めていた。こういう曲はライブで再現するのが最も難しいかもしれない。完璧なハモリを再現できたらいいなあ。★堀尾★元々はT’s Mineと言うバンドのために数年前に書いた曲。自分の作る曲に関して、自分としては普段から極めて王道のポップミュージックを作っているつもりではあるけれど、聴く人によっては「ヘンタイ」とか...
2018.07.10 07:59M10「都会生活」以下は「Tokyo Sheepest POP」発売時に書かれた文章です。--------------------★HISA★これを作るのには時間が長くかかりました。6分以上ある組曲です。中間部のピアノソロはドビュッシーのようなイメージを目指しました。エンディングの盛り上がって来るギターソロはカッコいいですよ。人ごみに紛れて仕事する都会のサラリーマンを歌にしてますが、楽曲の雰囲気はどことなくフランスっぽくしてみました。そんな風に聞こえるといいのですが。★堀尾★アルバムのハイライトの1つである事は間違いない曲。HISAはよくこう言った、都会で働く人間の曲を書きます。特にこの曲は組曲風の力作です。この曲も例によって、デモの時点で形はほぼ出来ていました。堀尾の...
2018.07.10 07:54M9「すべり台の上から」以下は「Tokyo Sheepest POP」発売時に書かれた文章です。--------------------★HISA★アコースティックナンバーです。この曲は5-6年前に書いた曲です。できる限り沢山のコードを使った曲を書いてみようと思い、出来たのがこの曲です。少しクラシカルな音作りですね。子供の頃、すべり台で遊んでいた事を歌にしてます。当時、すべり台を巡って子供同士で縄張り争いがあり、私は敵に捕まって捕虜にされました。★堀尾★この曲はほとんどデモのままです。ストリングスもデモの時点で入っていて、それを整理整頓し、あとは右側で鳴っているポコポコと言うBlackbird風パーカッションを入れたのみ。アコギもHISAが弾いています。リリカルで美しい曲。ア...
2018.07.10 07:53M 8「食後3錠」以下は「Tokyo Sheepest POP」発売時に書かれた文章です。--------------------★HISA★ギター:マイケル、鍵盤:ケンタ、ドラム:ごなひー、とゲストミュージシャン中心に演奏してもらいました。(堀尾による編集、差し替え多々あり。)「誰か奴の名前さえ消そうとしている」など意味深な歌詞は何を意味しているのでしょうか? それは想像にお任せ致します。サウンド的にはアップテンポの10CCって感じです。★堀尾★ホリオが歌っていますがHISAの曲です。最初デモを聴いた時の印象は10ccの「ゆすり」的な感じかな?と思いました。唯一、ゲストミュージシャン中心に演奏された(堀尾による編集、差し替え多々あり。)曲ですが、元々この面子でのデモが...
2018.07.10 07:49M7「ただの予言者」以下は「Tokyo Sheepest POP」発売時に書かれた文章です。--------------------★HISA★最初に堀尾先生からこの曲を聞かせてもらった時、スマイリースマイルの頃のビーチボーイズに通じる何かを感じた。多分それはコード、ハモリで遊ぶ余裕のようなものかな。このようにキーが変幻自在に変化する曲は、その辺のJ-POPプレーヤー達には決して作れないものだ。★堀尾★Tokyo Sheepest POPに収録した堀尾の曲は作られてから10年くらいは過ぎた曲ばかり。この曲を作ったのはいつ頃なのかはっきり覚えていないけれど、元々はもっとバンドっぽいアレンジだったのです。ヘンテコリンなパターンのドラムと素朴なシンセサイザーが鳴っていました。し...
2018.07.10 07:46M5「バイシクルレーン」以下は「Tokyo Sheepest POP」発売時に書かれた文章です。--------------------★HISA★ストレートなポップチューンです。元々、英詞で作ったため、日本語に差し換える時、サビは元の英語を置き換える事ができず英語のままになってしまいました。基本的には日本語を大事にしたいと思っているのですが、、歌詞は珍しく一応ラブソングで広々とした自転車専用レーンで彼女と一緒に自転車に乗りたいなあと歌ってます。横浜に住んでると坂が多いので自転車に乗る機会が少ないのが残念。元ビーグルハットの旧友ごなひーがドラム叩いてます。(イントロとエンディングのみ)★堀尾★今回の製作中一番始めに手を付けた曲です。HISAも書いている通り、英語詞バージョンと...
2018.07.10 07:43M4「甘い汁」以下は「Tokyo Sheepest POP」発売時に書かれた文章です。-------------------------★HISA★どこがサビかわからないようなヘンテコな曲。でもギターがしっかりロックしてます。エンディングのコーラスはゴドレ-&クレームのテイストです。いつの世もずる賢い奴らが上に立つ、俺にも甘い汁を吸わせてくれよ~と歌ってます。会社では、偉い人ほど嫌な人が多く、所謂、お人好しは出世しないというのは現実でしょうね。★堀尾★HISAが「ちょっと変わったヘンな曲も是非アルバムに入れたい」との事で、この曲が来ました。デモを聴いた時、初期10ccやGodley&Creme的な香りが欲しいなと思い(デモの時点で香ってはいましたが)、楽しん...
2018.07.10 07:40M3「僕の中のメロディ」以下は「Tokyo Sheepest POP」発売時に書かれた文章です。----------------------------------------★HISA★堀尾先生の曲。まさにパワーポップ全開です。ハモリを付けさせてもらいました。SHEEPを始めるにあたり、堀尾先生からデモ曲を聞かせてもらい、すぐに気に入ったのでレコーディングする事を提案しました。歌詞は「わからない事はもう、考えない事にした」と人生を達観したようなフレーズは印象的。★堀尾★20年くらい前に書いた曲です。「目に見えるものだけを信じていきたい」と言う内容の歌詞です。決して今の自分に安住したいと言うわけでは無く、「目の前のものをしっかり理解しなければ他のものはもっとわからん」と言うか...
2018.07.10 07:36M2「素敵な土曜日」以下は「Tokyo Sheepest POP」発売時に書かれた文章です。------------------------★HISA★デモ段階ではピアノ中心の曲でしたが、最終的には思いっきりウクレレの曲になりました。牧歌的でどことなくPILOTっぽさもあり、やはりブリティッシュロックですね。HISAの地元の横浜が歌詞のテーマになってます。「みなとみらい」は煩いパチンコ屋も無いおしゃれな場所。そこにポンコツ車で出かけようという曲です。★堀尾★HISAの書く曲は良い意味でポップ。予定調和のように始まり気持ち良く裏切る。この曲はその味が最もシンプルに滲む一曲だと思います。アルバム制作の後半にさしかかる頃に着手した曲。だったと思います。デモ時点ではピアノ中心の「...
2018.07.09 15:15M1タイムマシンツアー以下は「Tokyo Sheepest POP」発売時に書かれた文章です。 ---------------------------------------------------- 昨日、めでたく「Tokyo Sheepest POP」の発売日を迎えました。 いやはや今ままで長かったです。しかし、良かった良かった。 早くももう手元に届き何度も聴いていただいている方々もいらっしゃるようで なんとも言えない嬉しさを味わっております。 さて、せっかくアルバムも出たし聴いてくれる方々にもっと色んな情報を 提供出来ればと思ったので、全曲解説なんかしてみようと思いました。 一曲目から順番にやっていきます。 使用した楽器なども覚えている限り書こうと思い...